津南キャンプ場

特徴

特徴

北に乗鞍岳、南に御嶽を臨む高原のキャンプ場

飛騨高根地域の人々が守り育んできた大きな自然。私たちが目指したのは、その豊かさと同化するキャンプ場でした。自然の起伏はできるだけ活かし、環境破壊に結びつくような設備はつくらない。こうしてできあがったのが、無印良品南乗鞍キャンプ場です。
約30万坪の場内では、MTBコース、ミニディスクゴルフコース、露天風呂等、大きな自然と心ゆくまでふれあっていただける施設が整っています。

ロケーション

乗鞍岳と御嶽の眺望がともに楽しめる南乗鞍キャンプ場は、夏も涼しい標高1,600mの高原。キャンプ場としては日本最大級の100万㎡の広大な敷地には、県指定天然記念物のレンゲツツジ、マツムシソウや亜高山帯の植物が自生し、貴重な自然が横たわっています。サイトも多彩で、明るい草原から林の中まで、好みに合わせて選ぶことができます。

アクティビティ

場内にカヤック池、ミニディスクゴルフコース、ミニオリエンテーリングコースを整備。MTBのシングルトラックも5コースあります。

その他

キャンプ場内に露天風呂を整備。晴れた日には御嶽を眺めながら、心もからだも癒せます。

住所

岐阜県高山市高根町子ノ原高原

営業期間

6月上旬~10月中旬

気候風土

奥穂高岳(3,190m)、焼岳(2,455m)、御嶽(3,067m)等、北アルプスの山々の高峰の裾に広がる飛騨地方は、多雪山岳気候に区分されています。乗鞍岳(3,026m)の中腹に位置する南乗鞍キャンプ場では、年間を通じて湿度が低く、夏の平均気温は20℃前後と冷涼で、冬は-20℃以下になることもあります。このような厳しい自然環境は、飛騨川源流域に生息する日本固有亜種のヤマトイワナをはじめ、ツキノワグマやニホンカモシカなど希少な生命を育み続けています。

生活文化

「山の国・木の国飛騨」では、山と木、そして.人は切っても切れない関係です。自然の恵みや季節の移ろいを巧みに利用した漬け物や木製の民具と家屋は、自然のリズムを知りつくした先人によって完成度を高めていきました。県境に位置する南乗鞍では、岐阜県側で盛んに行われていたワラビ粉作りの他に、胃腸薬として使われていた陀羅助作り、蕎麦打ちや木の実を発酵させた種で作るすんき漬け、蜜蜂の飼育、メンパと呼ばれる木製の弁当箱作りなど、長野県とも文化交流が行われていました。今では影を潜めたものもありますが、特徴ある文化を垣間見ることができるでしょう。

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